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「体感すること」の大切さ
店頭でポツリポツリと売れていて
気になっていた『自転車少年記』を読みました。
2006年11月に、関ジャニ∞のメンバー主演で
テレビドラマ化された影響もあるのでしょうか?
比較的若い世代のお客様が購入されているようです。

物語は、高校を卒業する昇平たち3人が、
生まれ育った南房総の風ケ丘から、
東京へ向けて旅立つ場面から始まる。
喜びや挫折を味わいながら、
彼らは夢に向け、
ペダルをひたすら漕ぎ続ける。
自転車で走り続けることにより、
仕事も、恋も、そして人生も大きく変わった。

高校生から、結婚し、父親になるというところまで
丁寧に描かれているので、
自分も、主人公や、その周りの人たちと一緒に、
一漕ぎ一漕ぎ成長しているような気持ちになりました。
どんなに便利な世の中になっても、
「体感すること」は大切だと改めて感じます。
年の初めに読むにふさわしい、さわやかな物語です。

2007年1月11日
 Y.K



竹内真
『自転車少年記
あの風の中へ

新潮文庫
460円

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